宇宙服をNASAが作れない理由は？おばさんの手縫いの裁縫技術も解説！

こんにちは！Cocoです。

今回は宇宙飛行士が宇宙に行く時に自分たちの身を守るために
着ていく宇宙服について総括していきたいと思います。

宇宙服の仕組みは？

宇宙服の仕組みについて調べていくと
宇宙服ってすごくモコモコしてますよね。

服がモコモコしているのかといえば
宇宙船や国際宇宙ステーションの中では
地球と変わらず生活ができますので
空気がたくさんあるので普通の服でも問題がありません。

しかし宇宙に行けば空気がないので
空気がない中でも生活していくように仕組まれているのか宇宙服です。

宇宙服の構造は？

WikiImages / Pixabay

次に宇宙服の構造について調べていきますが
先ほども書きましたように宇宙の中には空気がありません。

ですから宇宙服の中に空気がこもるように
つまり空気が逃げないようにしなくてはいけないので、

特別な薄い布のひらひらした素材が
日本の場合約14層になっていると言われています。

※アメリカの場合７層～８層とも言われています。

そして宇宙飛行士の体温を守るためには
宇宙服の中でしっかりと熱を外に出せないようになっています。

つまり下着代わりになるものには
冷却下着と言われていて
体を冷やし宇宙服の中の温度を一定に保つようにできています。

そして宇宙服だけではなく宇宙服には

大事な生命維持システムも付いています。

飲料水バッグ、通信用ヘッドセット、温度調節バルブ、
冷却下着などなど宇宙服アセンブリとして背中に背負っているものもあります。

宇宙服をNASAが作れない理由は？

そしてこれまでに宇宙服の仕組みや構造について
分かりやすくまとめましたが

なぜ宇宙服をNASAが作れない理由をまとめていきますね。
出来るだけ簡単な言葉で理由を書きますと

この上記の二つが宇宙服が作れない理由になります。

価格は？

それではまずなぜ宇宙服を NASA が作れない理由を二つ書きましたが
一番の予算不足で
いくらぐらい宇宙服を作るのにかかる価格をチェックしていきます。

とんでもない金額が上がってきました。

予算面から見ても新しい宇宙服を作るのは難しそうです。

世界初一は宇宙服アセンブリ43セット
生命維持システム13セット

製造するのに1億6700万円の価格がかかっています。

宇宙服には各パーツ毎にいくつものサイズがありまして、
宇宙飛行士の体つきに合わせまして交換して行くわけなんですが、

そのパーツを交換するのにも一つ約220万円かかります。

おばさんの手縫いって本当？

宇宙服の値段はとんでもなく高いということがわかりましたが、
宇宙服は誰か作っているのかを調べていきましょう。

JAXAの青木伊知郎さんもそのようにインタビューで
お話されています。

その理由は薄い布を重ねて丈夫にしているため
手縫いでないとうまく縫えないのだそうです。

そして防護服も重なるので手縫いでないと機械では
しっかり縫えないのだそう。

まさか宇宙服が手縫いで塗っているというのは
驚きでしたが
事実なのですね。

裁縫技術とは？

NASAの宇宙服は手縫いで縫われていることがわかりましたが
次には気になる裁縫技術

いろいろと資料を読んでいきますと
裁縫技術が継承されていないことも現在NASAで宇宙服が
作れない大きな理由ともいわれています。

もちろん作業的な方法は継承されていると思いますが、
肝心な技術面ではなかなか継承していくのは難しいことかもしれませんね

現在使用されている宇宙服は40年以上も前にデザインされたもので
縫製作業を何度も経て、使いまわしされている状態なのだそう。

とはいえ、宇宙飛行士の命を守るものですからね
新しい宇宙服を作ってほしいけれど
なかなかそう簡単にもいかないのだそう

宇宙服まとめ

今回はNASAの宇宙服についてまとめてみました。
調べていくと本当に驚きましたが
現在の宇宙服は縫製作業を繰り返して使いまわしていることも
わかりました。

宇宙服を開発していくことは大変ですが、
これからもっと他の惑星に行くようになったら
惑星の温度もそれぞれ違いますし
もっと違うタイプの宇宙服が必要になってくるかもしれないですね